家賃値下げ交渉の準備編です。
大家さん・管理会社さんとの値下げ交渉を円滑にすすめるために、いちばん大切なものは?というお話。

値下げしてもらえる人は日頃の印象がいい人

家賃の値下げ交渉を意識してベッタリ仲良くしておきなさいってことじゃないです。
社会人としての常識の範囲で、日ごろから顔を合わせたときの挨拶や態度に気をつけておいたほうがいいですよ。いいことありますよ。


入居者さんの中には、大家さんや管理会社の人たちの顔を知らない、または見たことも無い、という人も多いと思います。
しかし顔を合わせる機会のある人にとっては、日ごろの態度はとても重要なので、気をつけておいてください。

家賃交渉の人間関係作りには笑顔の挨拶

顔をあわせた時に にっこり微笑んで「おはようございます」「こんにちは」の優しい挨拶をする程度で十分です。
無理して話しかけたり、作り笑いをする必要はありません。
あくまでも自然に。大家さんや管理会社さんに良い印象をもってもらうとこが肝要です。



日ごろから挨拶や言葉を交わす良好な交流関係があれば、あなたから家賃の値下げ交渉があったとき、大家さんや管理会社さんはどう考えるでしょう?


「あぁ、あのいつも挨拶をしてくれる○○さんね(当然名前まで覚えてくれている)」「あの笑顔で話しかけてくれる人だ」と思い出してくれることでしょう。
大家さん・管理会社さんさんにとって、日ごろから礼儀正しくしてくれる入居者さんの印象が悪いはずはありません。


また、賃貸経営者・賃貸管理者の立場から見ても、礼儀正しく好印象の入居者さんには長く住み続けて欲しいものです。
誠実な挨拶や素敵な笑顔をおもちの方は、近隣との人間関係も良好でしょうし、生活ルールもよく守りゴミ出しや騒音の問題も無いでしょう。入居中の賃貸トラブルが少ないのです。いわゆる「優良入居者」です。


これがもしも日ごろから挨拶もしない相手からの値下げ交渉だとしたら・・・、
「この人誰だったっけ?あぁ~あのいつも無愛想な人ねぇ」「ふぅう~ん、あの人から家賃の値下げ交渉ねぇ・・・」となってしまい、交渉の入り口第一歩からすでに悪印象なこと間違いなしです。
その後の交渉も思うように進まないかもしれません。

高かった家賃が一瞬で下がった値下げ交渉

実際に私も以前、ある入居者さんから受けた家賃値下げのご相談を大家さんに持ちかけたとき、「あぁ、あの人はいつも気持ちのいい挨拶をしてくれる人ですね。あの人なら良い感じの人だし人間的に間違いは無いでしょうから、ご希望通りに家賃を下げてこれからも長く住み続けてもらって下さい。お願いしますよ」と、逆に大家さんからもお願いまでされて、あっという間に大幅値下げのOKをもらったことがあります。
交渉時間ほぼゼロの即決満額回答ですよ。
自称・家賃値下げ交渉の達人だった私、実は何もしてない。笑
恐るべし、日ごろの明るい挨拶!


この方に限らず、他のケースを見ても、やはり日ごろからの印象の良い人の方が家賃交渉を有利に進めることができています。



あなたの日ごろの挨拶と笑顔が大家さん管理会社さんの好印象を招き、家賃交渉の扉を大きく有利に開け放つ!と言えるでしょう。
挨拶と笑顔は家賃の値下げ交渉の場だけでなく、日常生活のどんな場面においてもあなたの人間関係を良いものに導いてくれる大切なポイントだと思います。
ぜひとも取り入れてくださることをお勧めします!

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